初夏の草花の花:5月15日(金)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。県によっては緊急事態宣言が解除されて、世の中動き出しそうです。臨海のレストランは開いています。近くのピザ屋さんはテイクアウトをしています。すぐ前の浜で磯遊びをしながらピザランチも良いですね。ダイビングショップや、新庄町のお魚村のカヌー教室も開いています。新緑が美しい今、神島や天然橋をカヌーで巡るのはおすすめです。磯では一定間隔空けて釣りをされています。ご夫婦でお散歩の方も時々みかけます。ジョギングをしている方もよく見かけます。お近くの方、ご近所の自然の魅力、ぜひ見つけて下さい。しかし、記念館は番所山公園が開いていないので、まだ開けられません。ゴーサイン、待っています。人間の都合とは関係なく、草花は花をつけていきます。

芝生広場から海岸へ出るところあたりにハマボッスが花をつけています。海岸に多い植物です。

木陰にはノハカタカラクサが、ツユクサのような白い花をつけています。これは古い外来植物です。中学校や高校の理科の教材で使われるツユクサでなくても、ノハカタカラクサの雄しべの毛を顕微鏡で見ると、細胞の中見が流れている原形質流動が見えますよ。

アケボノスギの下、イヌの彫刻の周辺のコスミレの群落は消えて、ムラサキカタバミの群落に代わりました。アケボノスギが葉を広げたので、蔭になったからでしょう。植物は光の条件に敏感です。ムラサキカタバミはオキザリスの仲間、葉にシュウ酸を蓄えているので葉を噛むと酸っぱい味がします。