盗難被害仏像仏具紹介5/7:2月17日(日)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
展示中の盗難被害仏像紹介の5回目です。弘法大師座像。真言宗の開祖、弘法大師空海を表した仏像で、台座に座り、右手に五鈷杵、左手に数珠をもっています。江戸時代寛文五(1665)年、木造、像高29.5cmです。

像の底部に朱色の文字で制作時期と僧の名が記されています。位牌や過去帳で寛文五年以前に「道春」「快暹」「妙宥」という名の僧が関与したことがわかる寺院がありましたら、ぜひお教えください。