熊楠の貝類コレクション整理:12月9日(日)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
寒くなってきました。岬の高台なので、風が強く、余計に寒く感じます。今日のように強風の時は、重い扉が開かないくらいになるので、屋上は危険なので閉めています。昨日は京都大学のゼミ、本日は大阪大学の研究室のグループの方々にご来館いただきました。ゼミ旅行に、白浜は最適です。大阪、京都からはJRで一本ですし、美味しい山海の美味や温泉旅館があり、かわいいパンダのいる動物公園もあります。少し、知的好奇心をかきたてる旅をという方は、是非南方熊楠記念館にお越し下さい。温泉街から、寒いときはバス利用、タクシーに分乗などすれば、京大水族館とセットで数時間楽しめます。
こんな寒い日は、じっくり標本整理です。熊楠の貝類コレクションには、まだまだ未整理の部分があります。サイダーの木箱の底にあった未整理の小さな貝類を開封しました。税金の領収書に包まれています。包みを解いて、番号をつけ、パッチ袋へ移して整理しています。170包み以上ありました。貝の他に,堅くて黒い化石のような種子があります。重さは1つ1.4~2.0gです。また、ガラス管の中に透明なガラス細工のようなものがあります。両方とも貝類標本の入った木箱に中に混じって入っていました。

これは何の種子でしょう。 海産無脊椎動物?