皆さん、こんにちは。南方熊楠記念館の「チョボいち」です。
西宮市貝類館では、11月20日(火)まで「南方熊楠貝類コレクション展」が開催されています。学芸員高田良二さんのご案内で、拝見してきました。
アクセスは、西九条までJRでくろしおで行き、阪神に乗り換えて西宮まで270円、西宮駅からバスで20分マリナ南まで220円です。乗り継ぎが楽で、バスの便も多くて、便利で、バスの車窓から銘酒の酒蔵が見えました。海が近いベッドタウンの真ん中に水色と白、コンクリートの色で統一された貝類館があります。熊楠コレクション30箱、綺麗に展示していただいています。自筆のラベル、熊楠が採集した海外の貝、南洋の貝など、解説パネルを作られてわかりやすく展示されていました。是非みなさんも熊楠自筆の「動物綱目」という写本の介貝のページ、御覧になってください。ホネガイが麒麟介と書かれて絵も描かれています。今までこの写本のこの部分は公開されたことがありません。記念館にはまだこれ以外にも貝の標本があり、熊楠の生物コレクションの全容解明には、まだまだ時間がかかりそうです。