皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
記念館スタッフが竹の杖作りをしています。趣のある節のある竹で、杖に丁度良い長さに切りそろえられていて、寄贈されたものだそうです。このままだとカビが生えたり、劣化したりしてしまうので、油抜きを施します。
バーナーで焼いていきます。バーナーで焼くと表面に油のようなものが出てきます。「竹の油抜き」という加工だそうです。竹は油分の多い植物なので、余分な油を抜くと耐久性が増し、竹表面のつやが出ます。油抜きには2つの方法があり、バーナーを使う方法は「火抜き」で、熱湯を使う方法は「湯抜き」というそうです。
つややかに仕上がっています。これらはお客様のために記念館の門と、記念館の玄関に設置しています。歩いてご来館の方はどうぞお使いください。
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