皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
今日は新刊書の紹介です。「熊楠と猫」。出版は「共和国」です。
著者は杉山和也氏、志村真幸氏、岸本昌也氏、伊藤慎吾氏。
詳しくはhttp://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986360で御覧下さい。
熊楠は猫好きでした。庭にふらっと現れる猫を大切にしていたようです。デートのきっかけも猫。
日記には、愛する松枝さんの寝ている布団の上に寝そべる 「チョボ六」という猫を描いています。
日記には熊弥さんの寝顔の絵もあるのですが、 研究の狭間に描いた絵には愛が溢れています。
そんな熊楠の猫愛を取り上げたのか本書です。
写真2枚とも画像提供=共和国 |
あちこちに熊楠の猫のスケッチがちりばめられています。
落下する猫のスケッチと、熊楠が持っていた当時の英文雑誌掲載のコマ撮り写真。
猫をモデルにした奥深い密教の解説もあります。熊楠の「福猫」のお話、興味ありますよね。
本館所蔵で、只今展示中の扁額に関する詳しい解説もp63に載っています。
書店で発売中です。本館でも販売予定です。