みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。
本日(12/7)は定休日でしたが、スタッフみんなで大掃除をしました。
◀屋上からランタン上部を掃除しています。気をつけて!
◀展示ケース上部のホコリ取り
冬休みにお客様がたくさん来場されることを祈って、スタッフ一同心を込めてお掃除させていただきました!みなさん、白浜へお越しの際には、どうぞ南方熊楠記念館へお立ち寄りくださいね!
また、今日は定休日を利用して、当館所蔵の大切な資料である「ハドリアヌスタケ」の再調査のために、はるばる千葉県銚子から先生がやってきてくださいました!
◀ハドリアヌスタケと糟谷先生
千葉科学大学の糟谷大河(かすや たいが)先生です!以前、国立科学博物館の萩原先生と一緒にこのキノコの調査をしていただいたのですが、その時にはうまくDNAを採取することができず、今回リベンジに燃えて再訪してくださいました!
◀ハドリアヌスタケを目視で確認!
◀慎重にカミソリで細胞片を採取します
◀薄くスライスした細胞片が採れました!
◀容器下に沈んでいる茶色いものがサンプルです。
こんな小さなケースに、ほんのちょっぴりだけ採取・・・これでDNA調査は十分なんですって!なんだか不思議です!
◀白丸シールが付いている容器3つが今回採取した分です。
謎に包まれたハドリアヌスタケの正体が明らかになるのでしょうか!?
調査結果が出て、論文になるのは少し先になりますが、研究成果を楽しみに待ちましょう!論文が発行されたら、またこちらでお知らせしたいと思います!^^