シマナンヨウスギの球果、落下!

みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。

先日(10/31)、ここ番所山の整備をしてくださっている白浜町観光課の蔭裡さんから、シマナンヨウスギの球果をいただきました。

 ◀コチラです!まるでパイナップル!

どうも台風22号によって落下してしまったようです。歌碑前のシマナンヨウスギの球果は3つとも落ちずにそのままなので、トンネル前のシマナンヨウスギから落下したものと思われます。

さて、せっかくなので、計測してみました。

 ◀長さを計測

縦が9.5cm、横幅が9.0cmでした。手にのせると、チクチクと少し痛く、また重みでずっしりと感じます。

 ◀重さも計測

重さは約440gです。500mLのペットボトルの重さが500gなので、それより気持ち軽いくらいです。なかなかの密度です!たくさん種が詰まってるのでしょうか??

 ◀パックに詰めてみました

なんだかスーパーで普通に売っていてもおかしくない佇まいです!笑

さて、中身を解剖して、種をとったり、においをかいだり、構造を調べたりしてみたいところですが、和歌山県立自然博物館の植物担当の内藤麻子さんから「欲しい!」との声がありましたので、解剖は中止しました。次に落ちてきたら、解剖してみようと思います!^^

内藤さんが当館に取りに来られるまでの間、記念館の新館1階エントランスで展示していますので、興味のある方は是非お早めに見に来てくださいね。