みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。
先日、茨城県自然博物館の宮本卓也さんから送っていただいた菌核(茶色がかった紫色の方)を飼育し、無事に大きく成長したので、本日(9/30)デビューする運びとなりました!^^
◀粘菌コーナー
粘菌コーナーの左側にあるボードを見てください。生きている粘菌が展示されています。
◀茶色っぽい変形体が!←(本日デビューする子です!)
さぁ、フタを開けてみましょうか! ※直接手でツンツンしたりするのはやめてくださいね。静かに観察してあげてください。
◀いい感じに成長しました♪
色も濃くなり、ツヤがあり、血管のような構造もたくましく、とっても元気に感じられます!
そして、いよいよ顕微鏡のスタンドに載せてみましょう!!(ドキドキ)
◀顕微鏡にセットします!
カチッ。・・・どんな風に見られるでしょうか? ワクワク☆^^
ジャ、ジャーーーーン! わーーーーー!キャーーーー!←(中野の心の叫び)
◀顕微鏡をのぞいたところ
おぉーーーーー!外見通り、やはり茶色ですね!黄色のモジホコリもいいですけど、個人的にはこちらの方がなんとなく見やすいような気がします。黄色の方は目がチカチカするときがあるので。汗。
うん、原形質流動もしっかり観察できますし、よし、問題なし!←(私の技術ではmovieはアップできないので是非記念館に見に来てください!)
今後は、変形体の様子を見ながら、黄色の粘菌(モジホコリ)と茶色の粘菌(謎ホコリ)を交互に出していこうと思います。飼育係からのレポートでした。