6月の番所崎【海の動物】

みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。

昨日(6/23)、今日(6/24)といい潮でしたので、番所崎をぐるっと一回り歩いてきました!

 ◀塔島側

番所崎の北側からエントリーです。先日(6/21)の嵐のせいで、海岸に海藻が大量に打ち上がっていました!

すると、海藻の間に白くてムニュムニュしたものが!!

 ◀アオリイカの卵塊①

これはアオリイカの卵です。この周辺は、大きいアオリイカが釣れることで有名です。なお、この辺りで渡船を頼む場合には黒田渡船さんになります。あぁ、長く楽しめたアオリイカのシーズンもそろそろ終わりですねー。卵を産んだメスは死んでしまいますので・・・。寂しいですねぇー。とはいえ、6/23には塔島で2.5kgのアオリイカが釣れていたそうです!

 ◀アオリイカの卵塊②

さて、アオリイカの卵を手に持つと、ずっしりと重いです。でもお日様のせいで、生あたたかくなっていました!このまま放置していると死んでしまうかもしれないので、とおぅりゃあ!

ドボン! 海へリリースしました!^^

さよならー! 元気に孵化できたら、私の釣り竿に戻ってきてくださいねー!

 

トコトコトコトコ・・・海浜植物を観察しながら歩いていくと・・・、おや?? ・・・何かあります。

 ◀謎の漂着物

ぐるりと回り込んでみると・・・、カ、カ、カ、カメではないですかーーーー!

 ◀ウミガメです!

カメはかなり白骨化が進んでいて、臭いはほとんどありませんでした。背甲の肋甲板の数が1,2,3,4,5枚だったので・・・アカウミガメですね。もう少ししたら、また拾いに行こうかと思います。

 

さて、番所崎をぐるっと回って、海岸沿いをズンズン歩いて行くと・・・

 ◀ヤゴの脱皮殻

な、なぜかヤゴの脱皮殻が!近くに池や沼は無いのに!!?・・・も、もしかして、この水たまりで、ここまで成長したのでしょうか!?ヤゴって、たくましいね!

自然の厳しさと、たくましさを感じた今日でした。