次回企画展「南方熊楠と 紀南の植物研究者 植物標本写真資料展」のお知らせ

南方熊楠の植物研究のベースは幼少期の本草学、留学先における植物学の修得にありました。ロンドンから帰国し熊野の山々を歩き植物採集をした熊楠は植物に関する膨大な知見を得ていました。同じ頃牧野富太郎も日本各地での植物採集会を通じ、アマチュアの採集者から植物の標本を集めていました。そのなかには熊楠に牧野を紹介した宇井縫蔵、キノコ四天王のひとり樫山嘉一らがいました。 本展示では「紀南」を中心に熊楠と関わりのあった植物採集者と、東京大学植物学教室に送られた植物標本を写真パネルで紹介します。

 

展示物のご案内

ダイヅ (中島涛三 瀬戸鉛山村採集)

ハルザキヤツシロラン(宇井縫蔵採集) 共に東京大学総合研究博物館所蔵

 

特別展 開催期間等

令和7年(2025年)2月1日()~3月2日(

■入館料 大人(高校生以上) 600円  小・中学生300円  幼児無料
■開館時間 9:00~17:00 (入場は16:30迄)
※木曜休館

 

 

ギャラリートークのお知らせ

当館学芸員による特別展の展示解説を行います。

■開催日:2025年2月16日() 3月2日()

■時   間:午後2時~20分程度

■場   所:南方熊楠記念館 本館特別展会場

■参加費:無 料 (入館料が必要)

※申込不要

 

 

企画展チラシPDF

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