こんにちは閑話猿です。
本日から特別展「南方熊楠と粘菌・アート作品展」が始まりました。すでにお伝えしたようにこの特別展では2つのテーマで粘菌について取り上げます。
①熊楠の粘菌研究と若手研究者との交流、そして②は現代で粘菌をモチーフにした作品を作るアーティストの作品を展示しています。
①では、熊楠から送られた倉敷市立自然史博物館所蔵の宇野確実雄コレクションから粘菌標本を公開します。さらに同じ岡山県出身の博物学者佐藤清明に熊楠が送った粘菌採取と保存について書かれた書簡を展示しています。
②に出品いただいたアーティスト・グループの方々は、マメホコリ工房、赤城美奈、秋田公立美術大学粘菌研究クラブ、sizle、play on words/プレイオンワーズ、たねいねりえこ、服部暁子、立石京子、space kigi caeru(敬称略・順不同)です。
すでに展示室入口からは、秋田公立美術大学粘菌研究クラブの粘菌ねぶたが迎えてくれます。
また会期中には、当館学芸員によるギャラリートーク、子ども向けのアートイベント・シンポジウムや粘菌観察会を実施します。詳しくは以下のリンク先に掲載していますので御覧ください。たくさんのご来場お待ちしています。
令和6年度紀の国森作り基金活用事業・環境省吉野熊野国立公園パートナーシップイベント「南方熊楠からまなぶ生物多様性」