南方熊楠に関する本の紹介①

こんにちは閑話猿です。

令和6年の2月下旬から3月中旬にかけて熊楠に関する本が2冊刊行されました。

・志村真幸編著 『南方熊楠の生物曼荼羅』 三弥井書店

全10章の論文集であり、巻末には2020年に南方熊楠顕彰館で開催された「物語のなかの南方熊楠」の書籍紹介文が収録されています。熊楠の神社合祀反対運動や新出マンダラ、南方熊楠コレクションなど多彩な内容です。

・松居竜五 『熊楠さん、世界を歩く』 岩波書店

龍谷大学教授で南方熊楠顕彰館館長の松居竜五氏の単著です。先に紹介した『南方熊楠の生物曼荼羅』より文体も柔らかく、読みやすい内容です。

 

これから当館や顕彰館へ行かれる前に一読されておくと、展示を見ながら何倍も楽しめるかもしれません。