少し早いウラシマソウ

こんにちは閑話猿です。

4月2日にウラシマソウが咲いているのを見つけました。昨年は4月12日にブログで報告しているので、例年よりも早い開花となります。

仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる蕾(つぼみ)を包むように葉が変形した部分が紫色をしており、さらに特徴的な竿が見られます。

この形状から食中植物のように思われますが、消化器官は持っていません。しかし花粉を媒介するキノコバエを誘い込み、強制的に受粉を促します。そしてハエは脱出できずに中で死ぬそうです。

ウラシマソウは番所山の急坂の途中で見ることができます。

仏炎苞から出た「竿」