こんにちは閑話猿です。
6月22日に志村真幸『未完の天才 南方熊楠』が発売され、各所で話題となっているようです。
このなかに「牧野富太郎による熊楠への追悼文」という節があります。ここには1942(昭和17)年2月号の『文藝春秋』に掲載された「南方熊楠翁の事ども」が挙げられて論じられています。この内容については、本書を読んでいただきたいところです。
また、現在開催中の特別展「南方熊楠と牧野富太郎-ふたりの事ども-」でも取り上げています。さらには、展示ではもう1点「植物は黙つている」(初出1955(昭和30)年の『大法輪』)には、13年を経て非常にマイルドに熊楠のことが書かれています。
この内容については、是非展示で確認してみてください。