こんにちは閑話猿です。
次回特別展の準備で東京都練馬区にある牧野記念庭園へ行ってきました。
これまで冬にしか行っていなかったため、新緑に覆われた庭園は見事なものでした。
今回は記念庭園の一角に牧野富太郎の最晩年の書斎があります。この書斎は「牧野富太郎、最後の書斎 -博士の思い出と書斎再現プロジェクト」として、2023年4月3日より公開となっていました。
高知県の高知県立牧野植物園にも書斎は再現されていますが、こちらはそれよりも少し後の時代だそうです。
部屋を覆い尽くすような蔵書の数々に圧倒されます。さらに目に付く場所に宇井縫蔵の『紀州植物誌』が置かれていました。
宇井は牧野富太郎と南方熊楠を仲介した上富田町出身の学者です。展示された方は熊楠の関係者が来て、これを見つけることを考えていたのでしょうか。
次回特別展の準備を着々とすすめています。
新緑の牧野記念庭園 | 牧野富太郎の胸像 |
宇井縫蔵の『紀州植物誌』 |
なぜかトクサの中にリュウビンタイの札があった。 |