こんにちは閑話猿です。
8月下旬にプライベートな用事で上京してきました。そのついでに、南方熊楠が大学予備門時代に行った大森貝塚を見学してきました。
大森貝塚は東京大学で教鞭をとったE・S・モースが発見し発掘した貝塚で、日本考古学においても重要な遺跡です。遺跡の範囲は品川区と大田区にかかっており、品川区側には庭園、大田区には石碑があります。今回は品川区の大森貝塚遺跡庭園から見ました。
庭園内にはモースの銅像があるのですが、まず驚いたのは園内にスモークがたかれていたこと。正確にはミスト噴水ですが、一瞬野焼きでもやってるのかと思いました。
庭園内には貝塚から出土した貝も展示されていました。熊楠もこの辺りまで来て太古に思いを馳せたのでしょう。