こんにちは閑話猿です。
9月4日(日)に2022年度特別展「古写真でたどる白浜・番所山の風景」に関連する講演会を実施しました。講師には紀州博物館で学芸員をされていた玉田伝一郎先生をお招きしました。
番所山がなぜその名で呼ばれ、「瀬戸崎番所」が設置される過程や辿った歴史についてお話をしていただきました。会の最後には、平成26年(2014年)に番所山公園がオープンした際の映像などを上映していただきました。昭和40年代の写真や映像などで懐かしむ声も聞こえました。また、ご講演の資料となった古文書の多くは、雑賀貞次郎が楷書に直したことで、後世でも広く使えるようになったことや南方熊楠との関係についてもふれられました。非常に濃密な内容の講演会となりました。
2022年度特別展「古写真でたどる白浜・番所山の風景」は10月9日まで開催しております。9月18日、10月9日には14時から当館学芸員のギャラリートークもありますので、是非お越しください。