南方熊楠ファンの皆様、この度はあたたかいご支援を賜りありがとうございました。

11月に当館から公益財団法人　元興寺文化財研究所へ保存修繕のため預けられたフロックコートの修繕が終わり、明日７月１４日に当館へ戻ってきます。

その前に修繕の様子を確認してほしいということで、過日奈良県へ行ってきました。

コートは、一見すると変化はありませんが、小さなほつれやヤブレなども和紙などで塞がれていました。またコートのボタンや金具はサビがあったものが、綺麗に落とされ防錆処理が施されています。肩部分の状態もしっかり見てもらい、再びマネキンにかけて展示できる状態でした。

一般での公開は７月１５日の開館日からとなります。これからも多くの方ヶに見て頂けますと幸いです。

元興寺文化財研究所	フロックコートの様子
袖のほつれも直っていた	防錆処理をされた金具1
防錆処理をされた金具2	防錆処理をされた金具3