孫文サインのレプリカ作成

こんにちは閑話猿です。

クラウドファンディングで皆様からいただいた寄付金により、常設展示されている孫文のサインのレプリカを製作します。

これらの資料は、熊楠がロンドン時代にサインしてもらったもので、墨ではなくインクで書かれています。そのため、水に弱く、経年により退色し最終的には消えてしまいます。そのため、レプリカを作成し一時原資料を休ませることにしました。

今回は株式会社芸匠により、『原君原臣』と手帳のサインについて撮影、色彩合わせをしてもらいました。それぞれ写真撮影をし、水彩絵の具で色調を探っていきます。今後色校をして製本し完成となります。

今回レプリカの製作現場に立ち会いましたが、紙質から色彩まで非常に力を入れていることがわかりました。

こちらも令和5年2月に開催予定の特別展にて公開します。

 


孫文のサインがある2点の資料。

資料に負担をかけないように固定して撮影。

カメラで撮影する。

『原君原臣』も撮影

紙質、色合いをチェックする