こんにちは閑話猿です。
「熊楠の甲殻類標本展 蟹づくし」もあと少しで終わります。数々のメディアでもご紹介いただき、好評を博しました。
今回の展示では熊楠の蟹に関する執筆も一部取り上げました。会場で見られる「蟹噛に就いて」「中国の蟹災害」「蟹と出産」の他にも、
「平家蟹の話」「大きな蟹の話」(平凡社版『南方熊楠全集』6巻)
「椰子蟹に関する俗信」「大饅頭と花蟹」「猿と蟹」「蟹と蛇」「蟹の死に挟み」(平凡社版『南方熊楠全集』5巻)
など蟹に関する熊楠の著作はありますので、展示を見る前、見た後にも楽しめるかと思います。
ヘイケガニ(熊楠が墨を入れている:右) | 「蟹噛に就いて」展示より |