みかんの花が咲いている

こんにちは閑話猿です。

記念館の本館入口には、新館オープン記念に植樹された安藤みかんがあります。

安藤みかんの花

安藤みかんは熊楠が果汁を絞ったジュースを好んで飲んでいたそうで、名前の由来は田辺市上屋敷にある徳川時代の旧藩士「安藤治兵衛」の邸宅に自生していたと伝えられることから、その名がついたそうです。

花がついているのは主に本館側で、強い風があまりあたらず日差しが良い場所です。海風の強さは強烈なため、風があたる箇所は葉が落ちてしまいました(驚)。

安藤みかんの花は5枚の白い花弁で厚みがあります。近くで見ると雌しべに花粉がついていますね。他には胚珠が見えるものまであります。

近くで香りをかぐと、透き通るような柑橘系の匂いがします。

今が見頃なので、本館前で安藤みかんの花をお楽しみください。

花びらの開き方がおもしろいですね。

雌しべに花粉がついています。

まだつぼみが閉じているものもあります。

花びらが一枚落ちていたので観察しやすいです。胚珠が大きくなっていくのかな?