こんにちは閑話猿です。
先日田辺市の南方熊楠顕彰館を訪れたところ、館内に「てんぎゃんクマグス賞受賞作品」が展示されていました。
これは西牟婁地方科学教育研究会・田辺市教育研究会理科部会が主催する「田辺・西牟婁地方科学作品展示会」の「てんぎゃんクマグス賞」を受賞した作品のようです。
そして小・中学生が郷土の偉人「南方熊楠」を知るきっかけを作るとともに、熊楠の研究分野の一つである自然科学分野への関心を促すことを目的としています。
「てんぎゃんクマグス賞」を受賞した5作品のなかには、粘菌や鉱物をテーマにしたものがありました。
そのなかで、粘菌の研究は当館が、令和6年度紀の国森作り基金活用事業 環境省吉野熊野国立公園パートナーシップイベントで7月に開催した粘菌観察会を契機に、その後番所山だけでなく県内各所で粘菌を採集し同定したものもありました。
中辺路小学校3年の岡本さんの「わくわくどきどき 私の小さな生き物探検 森の小さな妖精「粘菌」」は必見です。
この展示は3月9日(日)まで田辺市の南方熊楠顕彰館で開催されています。
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