こんにちは閑話猿です。
5月13日にラリー・カールトン、デューク・ジョーダンらと共演したこともある、日本を代表するブルースギタリストであり和琴演奏者の高谷秀司さんがご来館されました。
高谷さんは中国古典への造詣も深く和琴演奏者でもあることから、当館に常設展示されている、惜別の際、孫文から熊楠に贈られた「海外逢知音」(海外で自分の真価を理解してくれた人と出会えた)というサインにたいへん興味を示されていました。
高谷さんは以前から熱心な熊楠のファンで熊楠をテーマに作曲され温めていました。今回、この曲を当館で活用して欲しいとご寄贈のお話をいただきました。
ご寄贈いただいた曲は今後の当館の事業展開に有効に活用させていただきたいと考えています。
知音:「琴の名手、伯牙は親友の鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと愛用していた琴の弦を切って再び弾じなかったという中国故事から、互いによく心を知り合った友、親友を意味する。」
左:髙垣館長 右:高谷秀司さん |