こんにちは閑話猿です。
あっという間に12月26日となりました。本年も南方熊楠記念館を盛り上げていただきましてありがとうございます。
特に本年は4月から放映されたNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」での反響が大きく、9月下旬には熊楠の名前が登場したことで、非常に盛り上がりました。
ドラマで熊楠が120年周期で咲くハチクの花を牧野富太郎に送った場面がありました。熊楠がハチクの花を採集し牧野に送ったのが1903(明治36)年で、ちょうど今から120年前のこととなり、ドラマ開始時には田辺近郊でも120年ぶりの開花を見ることができました。このことはちょっと運命めいたものを感じます。
このような熊楠と牧野に注目し、2月10日に第14回南方熊楠ゼミナール「南方熊楠と牧野富太郎 二人の植物学」を開催します。朝ドラを機に東京都立大学の牧野標本館から、熊楠が牧野に送った植物標本が多数発見されました。これを広く知っていただくことや熊楠と牧野の関係に焦点をあてます。お申し込みや講師の情報は下記特設ページをご参照ください。
南方熊楠記念館 南方熊楠ゼミナール特設ページ
https://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/2023/11/29/18043
さて、当館の年内の開館は27日までです。年明けの開館は1月2日からとなります。
また休館にともない、南方熊楠ゼミナールの参加申込(web、電話)を27日(水)の午後4時~1月2日(月)午前9時まで停止させていただきます。1月2日(月)午前9時より再開いたします。お手数をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
そして年明けにはたくさんのお申込をお願い致します。本年残りわずかですが、よいお年をお迎えください。