こんにちは閑話猿です。

いよいよ特別展開始まで、のこすところ2日となりました。

今回のテーマは関東大震災です。熊楠自身は被災していないのですが、研究協力者たちが被災します。地震直後から関係者の情報を得ようしますが、ままならぬ状況にヤキモキする熊楠の姿が書簡からも読み取れます。

また熊楠は1913（大正2）年から雑誌『太陽』へ連載をしていた干支の動物に関する論文、いわゆる「十二支考」は震災後に雑誌の方針転換などにより、掲載されなくなりました。こうした熊楠の論文が掲載されていた雑誌が震災を機に永久休刊になったことも取り上げます。