こんにちは閑話猿です。
7月30日に令和5年度紀の国森づくり基金活用事業・環境省吉野熊野国立公園のパートナーシップイベントとして粘菌観察会の第2回目を実施しました。
当日は多くの方にご参加いただきました。講師の川上先生の言ですが、「粘菌を探す目が多いほど発見しやすくなる」ようです。ただ、今回の懸念は雨がほとんど降っていないということです。7月28日に降雨があったので、一縷の望みをかけていました。
前々日の降雨、そして多くの参加者の効果によるものか、今回は15種を発見することができました。ホネホコリやマメホコリの他にジクホコリが発生していました。
ジクホコリは光を当てると虹色に反射します。参加者のなかには横からライトをあてて、ジクホコリが放つ光を観察されている方もおられました。
また、粘菌観察会では毎回、見つけた粘菌を持って帰っていただくよう、参加者の方々に粘菌標本箱を提供しています。
今回もそれに入れて持って帰っていただきました。
夏休みの宿題がひとつ片付いたと言われている方もおられました。
粘菌観察会は、本年度はこれで終了となります。次年度も実施予定ですので、今回参加できなかった方は、是非来年のお申し込みをお待ちしております。