バナナであってバナナでない

こんにちは閑話猿です。

バナナであってバナナでない、それは何かと訪ねたら「オガタマの花」です。

番所山にはオガタマの木はありませんが、トウオガタマが植えられてます。現在この花がバナナの芳香を放っています。これは例えようがバナナしかないのかと言われると、バナナしかありません。付け足すなら完熟したバナナの甘い芳香です。

番所山では5月に開花を確認しましたが、田辺市の南方熊楠顕彰館・南方邸の庭では4月中旬から開花し、強烈な匂いを放っていました。

この甘い匂いに引かれて昆虫や鳥などが大量に寄ってくるのではないかと思うほどの芳香です。

 

ここでは「バナナの匂い」と再三述べていますが、バナナが日本に知られていなかった時代にはこの芳香は何と例えられていたのか、気になります。

冬芽をぬぐ 田辺市の南方邸のトウオガタマ