こんにちは閑話猿です。
春になり雨天の日も多くなってきました。冬季の乾燥とは異なる湿度のある番所山です。
南方系の植物が多いということは過去に発信しておりますが、今回は「気根」に注目します。
アコウやヤドリフカノキなどは、幹の横に気根が下がっています。特に芝生広場近くのアコウにいたっては、気根が暖簾のようにあります。
この気根は空気中から水分を吸収し、成長した後は木を支える役割があります。やがて気根が地上に到達するとどんどん太くなり、アコウは大きく成長していきます。事実気根の上をみるととても太くなっています。
ヤドリフカノキも同じように気根を垂らせていますが、アコウに比べると若干細いですね。やはり「絞め殺しの木」と異名をもつアコウの方が生命力が強いのでしょうか。