穿つ

こんにちは閑話猿です。

番所山の北側には2つの穿たれた穴があります。一つは防空壕跡。もう一つは天然橋(洞門)です。

いずれも塔島礫岩層のため、防空壕跡は人力で掘られ(元々穴があったのかもしれない)、天然橋は海の波と風で穴があきました。

さらに言えば、天然橋の先に見える塔島も古くはアーチがあったそうです。しかし、それも崩落し現在の姿となりました。

こうしたものは、恒久的に残って欲しいものもありますが、自然の力の前には記録を残すくらいしかできません。