金銀宝石とも競う

こんにちは閑話猿です。

番所山の橘(タチバナ)の実が2つ実っていることがわかりました。熟れていなかった時には葉に紛れて気づきませんでしたが、色づいてからわかりました。

橘は『古事記』や『日本書紀』に登場います。そこで「非時香具菓」は「橘である」と説明されています。『有職植物図鑑』によると橘は人々が好む菓子(フルーツ)の長上であり、暑さ寒さに耐え葉を茂らし、果実は金銀宝石とも競う美しさ」だとあります。

この実は今年の開花時期(5月から6月)まで残るそうなので、見守っていきたいと思います。