南方熊楠は大学予備門(現東京大学教養学部)在学時代の明治18年(1885)に現在の東京都にある大森貝塚や山林学校で友人たちと土器などを採集しています。
本展示では、当館及び南方熊楠顕彰館(田辺市)所蔵の考古資料を公開し、若き日の知の巨人南方熊楠が大森貝塚や山林学校などの縄文遺跡にどのような関心をもっていたのかに焦点をあてています。
講演会では、明治18年当時の南方熊楠に影響を与えた人物や熊楠日記から読み取れる行程、所蔵考古遺物の分析結果、遺跡の様子などを専門家の講師にご講演いただきます。
これまで南方熊楠と考古学の関わりは指摘されることが少なく、これを機に新たな熊楠の魅力や研究視野が広がるのではないでしょうか。
■発表題目と講 師■
・「南方熊楠の遺跡探訪」 領塚 正浩 氏(市立市川考古博物館)
・ 「南方熊楠が訪れた西ヶ原の遺跡」 牛山 英昭 氏(北区飛鳥山博物館)
と き:12月4日(日)13:00~15:30
ところ:南方熊楠記念館 本館多目的室
定 員:30名
※要申込
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