こんにちは閑話猿です。
6月初旬に高知県高知市の牧野植物園に行ってきました。目的は、牧野富太郎生誕160年特別企画展 「牧野富太郎展 博士の横顔」(2022.4.24~6.26)を見学するためです。
本展示では、牧野富太郎に宛てた南方熊楠の書簡が展示されていることと、当館がクラウドファンディングの浄財で購入した宇井縫蔵宛書簡にも度々牧野富太郎の名前が出ていたこと、NHKの朝の連続テレビ小説に牧野富太郎がモデルとなること、当館でも熊楠を絡めた展示や講座ができるかも知れないという案などがあり見てきました。
今回初めて牧野植物園に行きましたが、非常に広大な敷地で驚きました。どうも記憶をたどると昔祖父の四国遍路の御伴で五台山の竹林寺に来たことがありました。当時は植物園があることなど知りませんでしたが。
メインの展示の方は植物学者牧野富太郎の人生を振り返りつつ、最後のコーナーに熊楠と牧野の展示がありました。二人には何点かの共通点があり、昭和天皇へのご進講もその一つです(昭和23年)。牧野富太郎もフロックコートを着て昭和天皇へのご進講を行いました。
牧野植物園は、非常に広くゆっくりと見学するなら一日中見学できてしまうような施設でした。これから熊楠との関係を色々と洗い出し、展示が実現できるようにしていきます。
入口 |
園内の案内図 |
ドラマ化の予告 |
展示室前 |
記念撮影スポット |
銅像 |