こんにちは閑話猿です。
本日、令和4年度紀の国森づくり基金活用事業 環境省吉野熊野国立公園パートナーシップイベント「番所山からエコアクション!」の森林ウォーク(6月分)を開催しました。
昨日までは雨天だったため、足元がベストではない状態でしたが、無事に開催しました。
本年は番所山の環境保全を視野にウォーク中に発見したプラごみは回収しつつ、番所山の自然観察を行いました。
コースは番所山で代表的な植物に関する解説を行った後に磯におります。まず、番所山には植物園時代に植えられた熱帯種が多くあることを解説します。途中、アコウ、キノクニシオギク、リュウゼツランなどを見ました。特にトベラの解説では、葉が裏側へ向かって反っているのは、塩分が附着した際に落ちやすく、裏側は水分が蒸発しにくくなっているなど植物の戦略についても話がありました。
その後大潮の磯へ降り、番所山がどういった地形のもとに成り立っているのかについて説明があります。そして森と海との関係について解説がありました。
また今回は森林の中でプラゴミは極わずかだったので、磯に落ちているプラゴミも回収しました。こうしたゴミがまわりまわって、周囲の環境を悪くしてしまいます。森林のゴミも落ち葉で隠れていることもあるので、今後発見し次第回収していきます。
今回も充実した2時間のウォーキングでした。
次回は7月31日に予定しています。本日のように雨が降らないことを祈ります。
開会式 | ジオパークガイドさん | いざ、森林ウォークスタート |
アコウの解説 | キノクニシオギク | トベラの葉 |
大潮の磯を歩く | 森の中より海の方にゴミがたくさんあった。 | 最後にある山登り |