こんにちは閑話猿です。
先日奈良に行った際に「油掛け地蔵」なる看板を見つけたため、帰路に寄ってみました。
奈良市の古市町という場所にこの地蔵尊はあり、看板には室町時代からあるとされています。地蔵尊は子宝に御利益があるそうで、願掛けに現在でも油が掛けられているようすです。石仏のようですが、光沢がまるで金属のごとき光を発しています。この他にも関西圏には油掛け地蔵が複数存在しています。
そこで思ったのが、関東圏に複数ある塩地蔵です。これも願掛けに塩をお供えし、満願成就の暁にはさらに塩をお供えするというものです。特に東京近郊では塩まみれの地蔵尊や狛犬が見られます。
この油と塩の違いは何なのか。面白いテーマかと思います。
地蔵尊の入り口 | 油かけ地蔵 | 油かけ地蔵の由来 |
塩地蔵(東京都文京区) | 塩地蔵の由来 | 塩で形状が変わった地蔵尊 |