やどる木

こんにちは閑話猿です。

番所山には「絞め殺しの木」アコウやつる性植物のハカマカズラ、ヤドリフカノキなどが見られます。自然界の中で意図せずに起こった現象というものは面白くものです。

今回はヒメユズリハの樹のウロに生えた植物を紹介します。

当館の新館脇にあるヒメユズリハの地上から約2メートルのウロに別の植物が育っています。葉の形状からトベラだと思います。

鳥がトベラの実を食べ、糞とともに偶然にこのウロへ入ったものが発芽したのでしょう。枯れる様子もなく結構大きくなっています。このトベラは他の樹木の内部でどのように根をはっているのか気になりますね。そしてこれからどう大きくなっていくのか観察していきたいと思います。

 

下から見える

屋上から見た様子