つる植物

こんにちは。閑話猿です。

以前、「絞め殺しの木」という名を持つアコウを紹介しましたが、絞める、巻き付いて上へ行くのはアコウだけではありません。

番所山公園を歩いていると何の蔓でしょうか?木に巻き付いています。2枚目の写真は巻き付いて成長し、土台となった木が枯れて宙に浮いています。あなおそろしや。

細ければ加工して編めば籠ができたり、鍋敷きが編めたりしますが太すぎますね。

ハマカズラもその名の葛(かずら)が示す通り、つる植物です。記念館に登る坂の途中にハカマカズラの木があります。この実は大変硬く、和歌山県では熊野詣の際に数珠として珍重されたそうです。ムクロジの種子の数珠も良いですが、ハカマカズラの種子を集めて数珠を作ってみたいものです。

 

ぐるぐる絡みついて上って行く。

支えとなった木が枯れても巻き付いている。

ハカマカズラのつるが巻き付いている。記念館のエントランスにあります。

記念館へ登る坂の途中にあるハカマカズラの木。こんなに大きくなるのか!