こんにちは。閑話猿です。
かなり遅くなってしまったのですが、3月31日まで開催されていた埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムの企画展「荒俣宏の妖怪伏魔殿 2020」へ行ってきました。荒俣先生は南方熊楠記念館の名誉館長をつとめて下さっているため、これは行かねばと武蔵野線で揺られながら見てきました(写真1)。
写真1:外観です。 |
奇想天外な建物の地下で行われている企画展は異界への入口のようで、期待がふくらみました。内部の垂れ幕の中には「あの南方熊楠は、ウガという幻獣の標本をもっていた」(写真2)「昭和天皇もウガを見物された」(写真3)とありました。え?!ウガって幻獣だったのかという驚きとともに、本館常設展示のウガの標本を思い出しました。
写真2 |
写真3 |
角川武蔵野ミュージアムへは、本館のウガ標本は出張しておりませんでしたが、写真パネルを発見しました!(実物の標本は新潟県立柏崎高等学校のものが展示されていました)。
ちなみに本館のウガは、南方熊楠が昭和天皇にご進講をした際に最初に見せたという標本です。蛇のような尾の先に何やら付いている・・・
不思議でオモチロイものですね。
つづく