皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
楽しみにしていたモンキアゲハの羽化ですが、意外にも蝶ではなく、寄生蠅か寄生蜂の蛹3つに置き換わりました。昨日は、蝶の蛹黒っぽくなって、いよいよと華麗な変身が見られると期待していましたが残念です。幼虫時代に蜂か蠅に刺されて卵を産み付けられ、それが蛹の中で成長してしまったようです。鳥の世界には託卵というのがありますが、虫の世界でもこんなことは普通にあるようです。しょうがないので、この蛹をしばらく飼って、犯人を見極めたいと思います。
脱け殻になったモンキアゲハの蛹、意外に美しいのでびっくりしました。エジプトのピラミッドで見つかった猫の置物のブロンズ細工のようです。寄生されなければ、こんな色にならないのかもしれません。