真夏の森林ウオーク:8月2日(日)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。屋上で、シマナンヨウスギの球果が5つも見つかりました。緑色のパイナップルのような、松ぼっくりのような球果、みなさんも5個、探してみて下さい。今日の潮は、11時30分頃23cmと、真昼によく引きます。岬一周に絶好の日和です。番所鼻灯台のイノシシのチェーンソーアートに、変形菌(粘菌)のムラサキホコリの子実体が生えていました。この日和に胞子を飛ばして、子孫繁栄です。ウバメガシ林とタブ林を見て、磯をまわりました。ジオガイドさんにチャートやオーコソツァイト(石英の塊)の解説や、礫岩層の解説などをしていただきました。野生のキキョウが咲いているのを見ました。キキョウは自然に見られることは少なく、絶滅危惧植物になってしまっています。崖ですから、採りにいくことは出来ません。皆さんには、浜のゴミ拾いのボランティアもしていただきました。ありがとうございました。

芝生広場の下の磯。塔島礫岩層の説明。

オーソコツァイトの石英の礫の説明

円月島の見える磯。濡れている岩は滑りやすいです。

番所鼻の先端。ジェットスキーで来ている人もいます。

神殿のあたりです。よく引いています。

野生のキキョウが咲いています

ライオンの横顔のような番所鼻の先端の岩

天然橋の下でゴミをあつめてもらいました。汗でレンズが曇ってしまって、不鮮明ですみません。