皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
久し振りに晴れ間が見えました。本館と新館の間の空き地に蟹が出てきました。朝、ハサミが赤いベンケイガニが二匹、道端の穴にいるのを見掛けましたが、これは赤くありません。お腹がふくれていて、卵を持っているようです。甲羅にニコちゃんマークがありますが、黒いです。8月4日が満月なので、もしかしたら、その頃には海まで降りて、放卵するのかもしれません。8月4日の満潮は朝6時頃と夕方7時頃です。番所山は標高30mありますから、こんなに小さな蟹にとっては大冒険だと思います。例年、トンネルの側溝のあたりでたくさんの蟹が食べ散らかされているのをみかけます。トンネルで待ち伏せしているアライグマかアナグマの仕業ではないかと思っていますが、今年はどうでしょうか。試練を乗り越えて、無事に海までたどり着いて欲しいです。
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