番所山の昆虫観察会終了:7月18日(土)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
昨夜まで雨でしたが、久し振りに朝から晴れ、昆虫観察会日和になりました。たくさんの親子連れや、昆虫好きの方々にご参加いただきました。三密を避けるために、屋外で実施し、県の「令和2年度紀の国森づくり基金活用事業」の助成をいただき、「番所山の森林探検・番所山昆虫観察会」を主催者「番所山を愛する会」の会長や本館館長も同行して開催しました。環境省稀少野生動植物種保存推進員の南敏行氏、環境省自然公園指導員の浜際康太氏にご指導と、白浜中央公民館の岡本浩氏のご協力をいただきました。南方系のナガサキアゲハ、孵ったばかりの白いサツマゴキブリ、変形菌のツノホコリ、コシアキトンボ、ウスバキトンボなど観察することができました。南先生の美しい昆虫標本も拝見し、120年前の熊楠の昆虫標本も皆さんに御覧いただき、標本の大切さもわかりました。番所山の森は、昆虫採集には最適な場所です。本格的な夏到来、また遊びにきてください。​

孵化したてのサツマゴキブリ

変形菌ツノホコリの子実体