皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。熊楠の昆虫標本に糞虫ルリセンチコガネがあります。昆虫学者が紀伊半島南部に瑠璃色のセンチコガネがいると気がつく50年も前に、熊楠は標本を残しています。現在開催中の特別展で熊楠の昆虫標本、ぜひ御覧下さい。生きているセンチコガネ、田辺市大塔村木守で見ました。木守に風穴があるいう情報があり、確認に行ったのですが、百聞の大規模崩壊のために工事中で、ユキノシタが咲き乱れる面川から尾根伝いに迂回路を通って行きました。尾根上の林道は、爽快です。風穴への登山道はありません。崖の下に風穴があります。植林と自然林の境が崖なので、木守の小学校跡の前のお寺の裏から右上へ、自然林を目指して植林の中を登ると見つかります。暗い岩の裂け目で風車が回っていて、ちょっと怖いです。付近の岩の割れ目からも涼しい風が吹き出していて、黒いカタツムリがいました。不思議な岩(堆積岩)もあって、プチ探検、楽しかったです。
風穴への登山道はありません。植林の中に、崖から落ちてきた大きな岩がたくさんありますので、足をくじかないよう、気をつけないといけません。風穴からの風は、カメラのレンズが曇るくらい涼しいです。 |