皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
少し長めの♡型の黄色い葉を見つけました。記念館までの最後のスロープです。地面を這った蔓に、♡型の葉を向かい合わせに付けています。このような葉の付き方を「対生」と言います。黄色い葉を散りばめたようで、そこだけ明るく見えます。しかし、葉や花は変な臭いがするので「ヘクソカズラ(屁糞蔓)」と呼ばれている、可哀想な名前の植物です。牧野富太郎先生は、この植物の和名は「サオトメカズラ(早乙女蔓)」のほうが良いと主張されていましたが、この葉を見るとサオトメカズラでもいいかなと思えます。ついでに、第2駐車場トイレ前のフェニックス(カナリーヤシ)の樹幹に、ツワブキとハゼノキが仲良く着生しています。ハゼノキはまだ落葉していません。こんな風景を見るとほっこりします。