先日、テレビやラジオ番組への出演や会員数70万人を超えるオンライン英会話を開発された塩原祥之氏（写真右）がご来館されました。
ご来館の感想を頂きましたのでご紹介させていただきます。

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南方熊楠記念館。
来館は今回で2回目です。

18年前に初めて訪れた時、僕は19歳でした。
当時の僕は、「英語を自在に話せるようになるにはどうしたらいいのだろうか」そんな事を考えていました。
色々調べている内に、100年以上前の日本に18か国語を理解する日本人がいたという事を知り、こちらの記念館にやって来たのでした。

それから数年後、日本一の英語講師になりたいと思った僕は、南方熊楠に倣おうと思い当時の全財産で買った220冊の本を読み、そして書き写しました。
彼のように記憶したものを筆写するという事まではできませんでしたが、ペンだこが破裂しても包帯を巻いて止血し、約100日間、毎日ひたすら書き写し続けました。
僕は英語講師をしておりますが、この時の成果として日本人に適した語学習得プログラムを開発する事ができ、目標であった『世界に羽ばたく日本人を輩出する』という事ができるようになりました。
ですので、南方熊楠は僕の人生にとってかけがえのない存在となっています。
僕は今でもよく本を読み、すべてではないですが書き写すという事を続けています。

今回の来館では18年前に観た資料も発見し、大変懐かしい思いで見学させて頂きました。
撮影スタッフと共に来館したのですが、記念館スタッフの皆様には記念館や南方熊楠について詳しいご説明を賜り、また新たな発見もあり、僕たち一行は大変有意義な時間を過ごすことができました。
そして、再びこの地に訪れた事で心を新たにする事ができ、僕にはまだまだやることがあると再認識できました。

南方熊楠記念館スタッフの皆様、大変お世話になり有難うございました。
また立ち寄らせて頂きます！！

株式会社Ichido Up
代表　塩原祥之

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◆塩原祥之氏プロフィール
2004年　関西外国語大学卒業
2007年　波照間島で自給自足の生活を送る
2008年　全財産で購入した語学習得に関する本220冊をすべて書き写し、日本人に適した語学習得法を構築。マンツーマン英会話レッスンを開始（受講生には企業トップ、ハリウッド女優や有名アーティストなど多数）
2013年　「中学英語は世界で通用する」という事を検証するために香港、シンガポール、ドバイなど海外で活動する国際営業マンに転身
2017年　株式会社Ichido Up設立
2019年　Edutainmentという概念を広めるべく教育系ロックバンド『The Edutainers』を結成し、共感していただいたアーティストと共にライブを開催

社名に込めた『１℃アップ』という考えのもと、「夢をあきらめる人をゼロにしたい」という思いで活動している。

◆株式会社Ichido Up【ホームページ】
https://ichidoup.jp/