皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。九州の雨、心配です。こちらではぼちぼち梅雨入りしました。
イセハナビ、今年も咲いています。熊楠は自宅玄関に植えています。日記にもたびたび登場してきます。地味な花ですが、味があります。一日花で、次々咲きます。挿し木で難なく増えます。江戸時代に流行った園芸植物です。本館前に鉢植えがありますので、ご覧ください。館内の稲田米花の肖像画で、熊楠が手に持っているのはイセハナビです。
熊楠の日記に登場する植物にクレオメがあります。西洋風蝶草という名前で呼ばれています。これも昭和の頃には民家の庭先でよくみかけました。真夏にピンクと白の華やかな花が咲き、蝶が舞っているように見えます。種を蒔きましたので、夏が楽しみです。
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