皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
記念館では、本館2階で「和歌山のトンボ展」と同時に「昭和天皇白浜行幸90周年企画展」を開催中です。
昭和天皇は、御召艦長門から艦載水雷艇で、綱不知(つなしらず)の桟橋に上陸されました。企画展では、当時の新聞写真を展示しています。桟橋にはアーチが作られ、まっすぐな道が白浜温泉街方面へ付けられています。この道が後に「みゆき通り」と呼ばれるようになります。白浜温泉へは、当時は船で行き来するのが普通で、自動車道路はあまり無かったそうです。綱不知の桟橋に、水上飛行機が大阪方面から着くこともあったそうです。昭和天皇は、綱不知から円月島前につけられたコンクリート道を、京大臨海研究所まで御徒歩にて着かれました。当時の様子が、綱不知の桟橋に近い噴水公園の高台にある記念碑に記されています。企画展で、当時の様子をご覧ください。