皆さん、こんにちは。南方熊楠記念館の「チョボいち」です。
いつの間にか最高気温も25度くらいになって、朝夕は上着があっても良い季節になっています。番所山は岬なので風が強い日が多いです。台風の後、イセハナビは丸坊主になりましたが、無事に新芽が伸びています。枝先が傷んだ安藤みかんですが、新芽が展葉しています。これは桜の狂い咲きと同じ「不時現象」です。今新しい葉が開くと、厳しい冬が待っているので、本当は良くないのですが、このまま見守ります。
イセハナビ復活 |
安藤みかん 新葉が開いています |
赤い変形体ですが、正体不明のまま変形体を培養していました。昨日から子実体に変化しはじめたシャーレが一つあります。こちらもしばらく見守ります。明日は、和歌山県立自然博物館主催の変形菌観察会があり川上新一学芸員が来館されます。番所山には昨日少し雨が降ったので、子実体がでているか、楽しみです。
培養中の赤い変形体 |
赤い変形体が子実体になりかけています |