皆さん、こんにちは。南方熊楠記念館の「チョボいち」です。
昨日の秋分の日、本日は振替休日でたくさんの客様にご来館いただきました。大潮の頃なので、朝から磯は釣り人で賑わっています。魚屋さんにはいろんな鯛、鯖、鰺、赤舌鮃などなど、たくさん地物が並んでいますので、釣りも豊漁なのではと察します。地元の新聞にも釣果が載るので、楽しみです。そろそろアオリイカが釣れるのではと思います。大潮の時は、番所鼻灯台の下の磯も、歩いて天然橋までいけます。今はチャンスです。「潮位表　白浜」で検索して、干潮時刻が昼頃の午前中を狙うといいです。今年は秋分と中秋の名月が、ずれているんですね。午後から雲ってきたので、今晩の月は見られないかもしれません。
実りの季節です。番所崎のアカメガシワの実をお見せしようと思っていたのですが、先の台風で葉も実も吹き飛ばされてしまいました。この辺の鳥や動物は餌が無くて困っているのではと思います。昨日、大塔山奥山谷へ調査に行きましたので、そこで見た実りをご紹介します。大塔山の周辺は林道が崩れていてたいへんでした。

アカメガシワの実	ケンポナシの実
サルナシの実。コクワともいいます。キウイフルーツの仲間です。ドリカムの歌を思い出します。	ツチグリ。キノコの仲間です。ブローチみたいで綺麗ですが、乾燥すると丸くなります。番所山にもあります。
	変形菌のシーズン再来です。ツノホコリです。これがあると近くに他の変形菌がある事が多いです。今回は、アミホコリの一種を見つけましたが、アミホコリは小さすぎて、良い写真になりませんでした。