皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
こちらでは台風は無事とおりすぎ、朝の警報解除のあと、10時15分から開館することができました。報道では大きな被害があったところがあり、まだまだ警戒中の地方もあり、安心できません。
先頃紹介した番所山公園の芝生広場のリュウゼツランですが、8mもの花茎を伸ばし、開花も終盤です。台風の風に耐えられるのか、心配していましたが、どうやら無事でした。花茎の下にはたくさんの花が落ちていました。メキシコのように乾燥して雨風の少ないところと気候が異なり、白浜では結実するのは難しいのかな、と思います。栄養分をすべて花に送った葉は、しおれかけています。
「番所山のゲットウの花、まだ咲いていますか」というお問合せの電話をいただきました。まだ花は咲き残っていますが、かわいい「茶巾絞り」のような実になっているものが多くなっています。
リュウゼツラン。右にアオノリュウゼツラン。 |
花茎の頂上まで咲ききっています。 |
落ちた花 |
子房には雄しべ6本と雌しべ1本がついています |
葉はしおれかけています。 |
子房の断面。種子は未熟でした。 |
28日の朝、古賀浦霊泉橋からみた港。台風はまだですが、たくさんの漁船が集まっていました。 | ゲットウ(月桃)の若い果実です。茶巾しぼりのようで可愛いです。 |